幼い頃虚弱体質で寝込むことが多かったので
空想の世界に遊ぶのが大好きなこどもだった
天井の木目を生き物にみたてて物語をつくったり
風と話したり机に話しかけたり
空想の世界が自分にとっては現実で日常だった
子供の頃は誰でもそうだが 私はいわゆる大人になってからも
ずっとそれが続いていて それが創作にむけられると光があたりポジになり
その世界にだけはまりこんでいるとネガになる感じがしていた
自分ではわからなかったが
夢見る夢子 とか 夢の世界にいるように話している とか
ようするに グランディング・・地に足がついていない ということを
ひんぱんに言われ いつしかそんな自分を改善しようとしはじめた
そのことを問題にしてしまったのである
子供の頃は不思議が不思議ではなく その延長で
いまも不思議なことや目に見えない世界のことへの興味はつきない
つい最近まで過去生とか宇宙人のことを躊躇なく口にして
霊的なことをよく話していた
が この2月 友人と話したことがきっかけで
霊的な世界はその道担当のひとにおまかせしよう
私ではない と決めた
別に私にすごい霊能力があっていろいろみえたりするわけではないが
とにかく 私担当ではありません をしっかり表現しておかないと
こいつOKみたいだな と見込まれてしまう感覚がわいたのだ
突然具合が悪くなる が続いていたこともあった
なにせ山形には「オナカマ」の歴史がある
(烏兎沼宏之「霊をよぶ人たち」を古本市でみつけて買ったがまだ読んでいない。
烏兎沼氏いわく「神や仏の霊をよぶふしぎな力をもっているばあちゃんたちを、
山形盆地に住んでいる人たちはこうよんでいるのだ。)
子供の頃 「夢をみた」 というとばあちゃんからオナカマにつれていかれた
ばあちゃんはなにかあるとすぐオナカマに相談に行った というか
山形、私のまわりではその頃日常の一部だったようにおもう
それが最近 否定というのではないが
ああ そういった話はそちらでやってくれ・・ みたいな
自分というのは意識であって 部屋でいったら空間
そこにある物 キャラクターじゃないわ・・みたいな
それは確かになるほど だったけど
どこか風がひゅーひゅーふいて乾いていて
軽いんだけど 味わいがない感覚
前置きが長くなったが これからが本題
先日具合が悪く寝ていた時に空想ストーリーが突然はじまった